健康日本21(21世紀における国民健康づくり運動)として、健康の具体的な数値目標が設定されています。
21世紀における国民健康づくり運動は生活習慣病の予防を目的として、その大きな原因である生活習慣を改善する運動です。
早期発見、早期治療という二次予防でなく、疾病の発生を防ぐ一次予防に重点対策を置き、食生活・栄養、身体活動・運動、休養・心の健康づくり、たばこ、アルコール、歯の健康、糖尿病、循環器病、がんの九つの分野について、2010年をめどとする具体的な数値目標を設定し、目的達成のため、自己管理能力の向上、専門家等による支援と定期管理、保健所等による情報管理と普及啓発の推進の三つを柱とする対策をおこなっています。
栄養・食生活については14項目の数値目標が設定されています。
栄養状態レベル
適正体重
肥満成人男性15%以下、女性20%以下
肥満児7%以下
やせの者15%以下
脂肪エネルギー比率 25%以下
食塩 10 g未満
野菜 350 g以上
カルシウム 牛乳・乳製品130 g、豆類100g、緑黄色野菜120 g以上
知識・態度・行動レベル
自分の適正体重を認識し、体重コントロールを実践する者の割合の増加
90%以上
朝食の欠食率の減少
20、30 歳代男性15%以下、中学・高校生でなくす
量、質ともにきちんとした食事をする者の割合を増加
1日最低1食、きちんとした食事を、家族等2人以上で楽しく、30分以上かけてとる者の割合の増加 70%以上
外食や食品を購入する時に栄養成分表示を参考にする者の割合を増加
自分の適正体重を維持することのできる食事量を理解している者の割合の増加 80%以上
自分の食生活に問題があると思う者のうち、改善意欲のある者の割合の増加
80%以上
環境レベル
職域等における給食施設、レストラン、食品売場において、ヘルシーメニューの提供比率を上げ、その利用者を増加
地域、職域で、健康や栄養に関する学習の場を提供する機会を増やし、それに参加する者(特に、若年層)を増加
地域、職域で、健康や栄養に関する学習や活動を進める自主グループの増加
その他に身体活動・運動、休養・こころの健康づくり、たばこ、アルコール、歯の健康、がん、糖尿病、循環器病などが定められています。
関連ワード
健康日本21
健康増進法
8020運動(はちまるにいまるうんどう)とは、満80歳で20本以上の歯を残そうとする運動のこと。厚生労働省や日本歯科医師会により推進されている。
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